冬はカメを購入するのに適した季節ではありません。その理由は「温度差」にあります。もし「我慢できず」にカメを買うのであれば、生存率を高めるために、いくつか注意すべき点があります。
購入前
カメを購入する前に、販売者と以下の情報を確認する必要があります:
- 販売者の元で、カメが現在加温状態にあるか、自然状態(常温)にあるかを確認する。
- 販売者のいる都市との気温差を考慮する。
原則として:
販売者の元で加温飼育されている場合、輸送中はテスト済みのカイロ(加熱パック)を同梱してもらうのがベストであり、到着後は少なくとも加温環境からスタートします。その後、徐々に温度を下げて冬眠させるか、加温飼育を継続します。注意すべき点として、もし販売者の元で加温飼育され餌を与えられていた場合は、輸送中の低温による発酵や腸内のガス溜まりを防ぐため、適度に3〜5日間ほど絶食(腸内を空にする)させておくと良いでしょう。
販売者の元で常温飼育されている場合、輸送中にカイロは不要です。到着後は、ご自身で加温飼育するか、そのまま冬眠させるか(カメが健康であることが前提)を選択できます。

購入中
低温のため、自然状態のカメは夏場に比べてそれほど活発ではない可能性があります。四肢の動きが少し硬く見えるかもしれません。そのため、この時期の購入は「目利き」が試されます。
とはいえ、「余計なことは言いませんが」、自信のない亀友(カメ愛好家)の皆さんは、春先まで待ってから購入することをお勧めします。
購入後の処理
到着後の加温飼育
そのまま加温して構いませんが、温度差が大きい場合は、1時間に2度上昇させる程度に、ゆっくりと加温してください。
到着後の冬眠
3〜5日間加温して様子を見ることをお勧めします。カメの各方面の状態が正常であることを確認し、その後ゆっくりと温度を下げて冬眠させます。
注意事項
到着後の加温
カメの体温が非常に低い場合、急速に温度を上げてはいけません。特に温度差が過大な場合、急速すぎる昇温は細胞破壊を招く恐れがあります。理想的な状況としては、数時間かけてゆっくりと体温を上げていくことです。
水温による加熱:
新しく家に迎えたカメは衰弱しており、頭を水面に出し続けたり、呼吸のために持ち上げたりする力が十分でない可能性があるため、溺れないように水中でしっかりと体を支えてあげる必要があります。
空気による加熱:
まずカメを保温箱内の温度勾配が低い側に置きます。30〜60分後、ホットスポット(熱源)に近い場所へ移動させます。
暖房による加熱:
大環境(部屋全体)の温度がほぼ同じであるため、特に注意すべきことはないようです……
到着後の冬眠
初歩的な検査で反応が良く、過度に痩せておらず、四肢が柔軟で、体重が重く、「丸々と太った」カメであれば冬眠を選択できます。ただし、冬眠前の3〜7日間は餌を食べていないこと、あるいは消化のために十分な温度と時間を確保したことを確認してください。急激に温度を下げて冬眠させると、消化管内の食物が腐敗し、深刻な結果を招く可能性があります。
水分補給
具体的な操作については、「【疾病診療】カメ類の補液方法及び操作(【疾病诊疗】乌龟类补液方式及操作)」をご参照ください。輸送や温度差を経験した後、カメは比較的衰弱しており、反射も遅くなっているため、補液は少量ずつ数回に分けて行う必要があります。補液の水温は、カメがいる環境と同じ温度にします。
加温と菌の補充
特に加温飼育の半水棲ガメ(陸棲と水棲の中間に位置するカメ)の場合、冬に家に迎えた際、腸内発酵の問題を防ぐために適切に菌を補充すると良いでしょう。同種の健康なカメの糞便(多すぎず、ほんの少しで十分です)、または複合菌にプレバイオティクス(消化されないが腸内善玉菌の増殖を促進する食物繊維)であるイヌリンなどを配合して菌を補充します。
加温と給餌
温度が安定し、補液の効果が良好で、かつ腸内細菌叢の補充が完了したら、消化の良いものから少量ずつ数回に分けて栄養を与え始めます。カメが脱水状態にあるときは絶対に餌を与えてはいけません!
カメが食物を消化するにはエネルギーが必要ですが、温度が上がった後にエネルギー補給が得られないと、自身の貯蔵エネルギーを消耗し始めます。また、カメのストレスレベルを評価することも必要です。ストレス自体も大量のエネルギーを消費するからです。
カメが自力で規則正しく摂食し、正常に食物を消化し(糞便の外観、頻度、粘度、臭いで評価)、かつ明らかに体重が増加すれば、通常の飼育に移行できます。
オリジナル記事、作者:搬运工、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/25594.html


