毎年秋冬になると、カメの価格が少し下がることに気づくでしょう。価格の低下は当然、皆さんの心を動かします。しかし、秋冬はカメを購入するベストな時期ではありません。カメが家に到着し、環境に慣れる間もなく冬が来てしまうからです。それでも、加温飼育や冬眠によって愛亀が無事に冬を越せると幻想を抱き、運任せで新しいカメを購入するカメ愛好家は後を絶ちません。
しかし、現実は往々にして残酷です。秋冬に購入されたこれらのカメのうち、春まで生き延びられるのはごくわずかです。温暖な南方地域でさえ、この「呪い」からは逃れられません。最近、多くのカメ仲間から「昨年の秋冬に買ったカメが、今では一匹も残っていない」という愚痴を耳にします。この背後には、一体どのような秘密が隠されているのでしょうか?

秋冬のカメ購入が直面する課題
秋冬の季節、カメ類は生理機能の調整期にあります。気温が急降下すると、カメの新陳代謝は鈍り、免疫力も低下します。この時期に新しいカメを購入すると、カメは新しい環境に適応しなければならないだけでなく、温度変化による二重のプレッシャーにも対処しなければなりません。
たとえ加温飼育をしたとしても、原生環境を完全に再現することは難しく、カメはストレス反応を起こしやすく、拒食や免疫力低下などの問題につながります。特にベビー(子ガメ)、それも「尾苗(シーズン最後に孵化した子ガメ)」の場合、孵化したばかりで体質が弱い時期にあるため、ケアの把握はさらに難しくなります。
冬眠は初心者のカメ愛好家にとって、さらに「悪夢」となります。冬眠前には腸内を空にする(糞出し)、温度管理など一連の専門的な操作が必要で、少しの手違いでカメが冬眠中に死んでしまうことになります。経験豊富な愛好家でさえ、すべてのカメを安全に冬眠させられるとは保証できません。
しかも多くのカメは、販売者の元にいる時にはすでに加温されています。そのため、ライブ配信や動画で見かけるカメたちは「元気いっぱい」なのです。しかし、温室を出て、すでに気温が下がった外気、さらには長距離輸送や地域間の大きな気温差などの要因に直面することは、カメの体力と適応力に対する試練であり、カメを受け取った後の飼い主の細やかな配慮と忍耐に対する試練でもあります。
春・夏:カメ購入の黄金期
それに比べて、春と夏こそがカメを買う「黄金期」です。4 月〜6 月は気温が適しており、カメの活性が高く、適応能力も強い時期です。この時期に新しいカメを購入すれば、新しい環境に適応し、エネルギーを蓄え、来るべき秋冬に備える十分な時間があります。7 月〜9 月は暑いですが、輸送過程での暑さ対策さえしっかり行えば、悪くない購入タイミングです。
カメ飼育は慎重に
カメの飼育は忍耐が必要な学問でもあります。秋冬に冒険してカメを買い、表面的には少しお金が浮いてカメも安くなり、お気に入りの個体を手に入れられたとします。しかし、維持できずに最終的に「甲羅回収(死なせてしまう)」になってしまえば、結局は「大金をドブに捨てた」のと同じではないでしょうか。実際には損失の方が大きく、単に「開封の儀」の楽しさを体験しただけに終わります。
もちろん、無事に育て上げることができる愛好家も間違いなく存在します。しかし、大部分の愛好家は、秋冬に迎えたカメを「カメの星(天国)」に送ってしまっているのではないでしょうか?やはりリスクがリターンを上回っていると言えます。
来年の春まで待って、愛亀により良いスタートを切らせてあげるほうが良いでしょう。カメの飼育は一時的な購買欲を満たすためではなく、この小さな命に責任を持つためのものです。そう思いませんか?
オリジナル記事、作者:搬运工、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/25653.html


