最近、多くのカメ仲間から「病気になったカメをどうやって『陸上管理』すればいいですか?」という質問を受けます。また、「陸上管理」に対して大きな誤解をしているカメ仲間も多く、「陸上管理」とは長時間水から離して飼育することだと考えているようです。このような方法は、カメの脱水症状、風邪、拒食などを引き起こし、病状を悪化させやすいです。
この記事では、カメの正しい「陸上管理」の方法についてご説明します。
「陸上管理」とは何か
誤った理解
「陸上管理」という言葉は、病気のカメを治療する際によく耳にする言葉ですが、多くのカメ仲間は「陸上管理」を「カメを水から遠ざけ、長時間飲み水を与えないこと」と理解しています。

この理解は実は間違いです。このような誤った飼育方法は、カメに深刻な脱水症状を引き起こし、死に至らせることさえあります。
正しい理解
カメを水から離して体を乾燥させ、乾いた環境で療養させることです。同時に、適切な温度と湿度を提供し、毎日 1 回から 3 回、水に浸す必要があります。1 回あたりの時間は10 分から 60 分で、その間に適度に餌も与えます。この飼育方法であれば、カメの体を乾燥させつつ、水分補給と食事を適時に行い、体の活性を保つことができます。

「陸上管理」に適した病状
カメに外傷(咬み傷や体外出血など)がある場合、「陸上管理」は傷口のさらなる感染を効果的に防ぎ、傷の回復を助けます。
皮膚病や甲羅腐りのカメは、長時間水に浸かっていると病巣が回復しにくく、二次感染(一次感染によって引き起こされる二度目の感染)を起こしやすいため、「陸上管理」が推奨されます。
「目が白く腫れる病気」は一般的に細菌感染によって引き起こされます。この状況になった場合は、感染のさらなる悪化を避けるため、必ず「陸上管理」を行う必要があります。

「陸上管理」の方法
孵化したばかりの子ガメ(孵化直後の幼体)は、へその緒がまだ完全に取れていないことがあります。この時期に急いで水に入れると、へその緒が取れにくくなったり、感染したり、溺水したりする可能性があるため、一般的にはへその緒が完全に取れるまで「陸上管理」をすることが推奨されます。
体を浮かせる「陸上管理」
カメの腹甲(カメの腹部の甲羅)に病巣がある場合、体を完全に拭き乾かさなかったり、「陸上管理」用の容器が乾いていなかったりすると、腹甲部分が常に水に浸かった状態になり、「陸上管理」の効果が十分に得られない可能性があります。また、腹甲が長時間容器の底と接触していると、風通しが悪くなり、傷の回復にもよくありません。

この場合、ペットボトルのキャップや植木鉢などでカメの体を浮かせて、長時間落ちないように固定します。こうすることで、腹甲を乾燥させ、風通しを良くすることができ、カメの傷の回復を助けます。
「陸上管理」の注意事項
長期間、水分補給を怠ってはいけません。「陸上管理」中は、毎日 1 回から 3 回、各回10 分から 30 分の水やりを行い、カメが十分な水分を補給できるようにする必要があります。
「陸上管理」中は日光浴をさせないでください。特に直射日光に晒すのは厳禁です。そうすると、カメが急速に脱水症状を起こし、死に至る可能性があり、多くの場合、手当をする時間もありません。

「陸上管理」中、室温が20℃を下回る場合は、まず「陸上管理」の環境を暖めてから行うことをお勧めします。これにより、風邪などをひくのを防ぎます。
「陸上管理」中の水浴び・水分補給の際には、電解質・マルチビタミン剤(電解質と多種のビタミンを含む栄養補助食品)などの栄養補助剤を少し加えることをお勧めします。これにより、カメが必要とするエネルギーを効果的に補給し、抵抗力を高め、傷の回復を助けることができます。
結論:カメの「陸上管理」には多くの注意点があり、決して長時間水に触れさせないということではありません。「陸上管理」を行う際も、脱水症状を起こさないように、毎日 1 回から 3 回の水分補給が必要です。
オリジナル記事、作者:搬运工、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/21743.html



コメント(2)
「陸上管理」の誤解が解けて安心しました!水浴び時の電解質やマルチビタミン剤、具体的なおすすめがあれば知りたいです。
@CriticX:「陸上管理」についてご理解いただけたとのこと、大変嬉しく思います。電解質やマルチビタミン剤の具体的な推奨については、カメさんの健康状態によって異なりますため、かかりつけの獣医さんにご相談いただくことをお勧めします。最適なものを選んであげてくださいね。