お迎えした子ガメが1週間ほど経っても、いつも「ぐったり」していて元気がない、と感じたことはありませんか。病気かと思ってしまいますが、実はそうではなく、単に子ガメの飼育習性を理解していなかったことが原因かもしれません。
日々の飼育において、日光浴、食事、水温、そして睡眠といった側面から子ガメの生活習性を総合的に理解し、もう間違えないようにしましょう。
カメの飼育習性を理解する
日光浴
動物や植物、そして人間にとっても、光を浴びることは不可欠です。子ガメの場合、毎日1〜2時間の日光浴をさせることが推奨されます。もしそれが難しい環境であれば、UVB ライトを設置してあげましょう。そうしないと、「甲羅軟化症」(甲羅が柔らかくなるカメの病気)を発症しやすくなります。

食事
カメは種類によって食性に大きな違いがあります。ここでは、一般的に飼育されている数種類のカメを例に挙げてご紹介します。
ミシシッピアカミミガメ:雑食の代表格で、動物性の餌も植物性の餌も好んで食べます。小魚やエビに野菜の葉などを組み合わせて与えるのが、このカメの好物です。

クサガメ:食性は植物食に偏っていますが、たまに赤虫などを与えて動物性の餌で変化をつけると良いでしょう。肉類を与えすぎても、あまり好んで食べません。
ワニガメ:大の肉好きで、肉類の食物を非常に好みます。ただし、一度に与えすぎると過食になるため注意が必要です。
子ガメ: 1 日1回の給餌で十分です。与えすぎないようにし、季節の変化に応じて餌の量を調整しましょう。
成体:2〜3日に1回の給餌で十分です。食べ残しは水質悪化の原因となるため、速やかに取り除きましょう。特に暑い夏場は、給餌後30分を目安に残った餌を回収してください。
水温
子ガメに適した水温は25〜28℃で、20℃を下回ると活動が鈍くなります。冬場は水中ヒーターを設置することを忘れないでください。小さなカメは冬眠に適しておらず、凍えて弱ってしまう危険があります。また、水換えの際は一度に全ての水を換えるのではなく、新旧の水の温度差が3℃以上にならないように注意してください。急激な水温変化は風邪の原因になります。

冬眠
水温が15℃を下回ると冬眠の準備に入ります。湿らせた水苔やヤシガラ土などを敷き、カメが潜れるようにして、静かに見守ってあげましょう。ただし、子ガメや体力の弱い個体は冬眠を乗り切れない可能性があるため、加温して冬を越させることをお勧めします。

まとめ
もしお迎えした子ガメがしばらく経っても元気がないようであれば、慌てないでください。必ずしも病気とは限らず、飼育環境が合っていないだけかもしれません。上記でご紹介したポイントを参考に、飼育方法を見直してみてはいかがでしょうか。
オリジナル記事、作者:搬运工、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/17954.html
コメント(2)
「子ガメが元気ない」と感じた時、他にも注意すべきサインってありますか?病気との見分け方、ぜひ教えてほしいです!
@CriticX:CriticX様、コメントありがとうございます。子ガメの異変、ご心配お察しいたします。記事でご紹介した日光浴、食事、水温など飼育環境はカメの健康に大きく影響します。まずはこれらの点を見直してください。改善が見られない場合は、獣医さんにご相談ください。