カメを飼っている皆さんなら、愛亀との悲しい別れを経験することが避けられない道だとご存知でしょう。病気や環境の急変、その他の事故など、多くの場合、私たちは時間をかけて現実を受け入れ、気持ちを落ち着かせることができます。しかし、飼い主にとって最もやりきれない死因が一つあります。それは「溺死」です。
「順調に育っていたのに、なぜ突然溺死してしまったんだろう?」と感じたことはありませんか?心の準備が全くできていない中で、注いできた愛情が一瞬にして水の泡となってしまう。誰だって辛いものです。

「カメは生まれつき泳げるはずなのに、どうして溺れるの?」と疑問に思うかもしれません。
実際のところ、カメの溺死は決して珍しいことではなく、その一般的な原因は以下の通りです。
- 水位が高すぎ、陸地がない:カメはいつでも体を安定させ、呼吸できる場所を必要とします。水が深すぎて足場がない場合、体力が尽きたときに溺れてしまう可能性があります。
- 水中ポンプの吸引力が強すぎる:特に小さなカメや体の弱い個体は、フィルターポンプに吸い寄せられて身動きが取れなくなることがあります。これは頻繁に起こることではありませんが、実際に報告されています。ポンプのパワーは適切なものを選びましょう。強力すぎるポンプも元凶の一つです。
- 水槽内の装飾が多すぎる:水草や流木などが密集しすぎていると、カメがそれに絡まったり挟まったりして、水面に上がって呼吸ができなくなることがあります。
- カメ自身の体調不良:病気、衰弱、または新しい環境にまだ慣れていないカメは、体力や反応能力が低下しているため、事故に遭いやすくなります。

カメの溺死を予防する方法
カメの溺死を予防する方法は以下の通りです。
- 新しいカメを水に入れる際は慎重に:水位はカメの甲羅の高さの2~3 倍に抑え、必ず陸地や足場になる石などを設置してください。
- カメを水に入れる際の体勢に注意:頭から直接投げ入れることは絶対に避け、自然に這って入らせるか、水平に置いて水に入れてください。これにより、水を誤嚥するのを防ぎます。
- カメの健康状態を常にチェック:カメに元気がない、あまり動かない、または食事をしないなどの様子が見られたら、直ちに水位を下げ、隔離して観察することを検討してください。
- 定期的に飼育環境の安全確認を:水中ポンプのパワーが適切か、装飾品が思わぬ罠になっていないかをチェックしましょう。

カメが溺れた際の応急処置
万が一カメが溺れてしまった場合は、落ち着いてください!以下の応急処置 6 ステップを覚えて、愛亀を救うために全力を尽くしましょう。
- 迅速に引き上げ、傾けて排水する
直ちにカメを水から取り出し、頭を下に、尾を上にした45 度の角度で傾けます。これにより、さらに水が肺に入るのを防ぎます。 - 優しく排水し、反応を確認する
四肢をそっと引っ張り、カメにまだ反応があるかを確認します。この動作で肺から水が出ることもあります。その後、頭を固定し、優しく揺らしながら甲羅を適度に圧迫し、肺の中の水を排出させます。 - 背甲と腹甲を圧迫し、残った水を排出させる
リズミカルに背甲と腹甲を優しく圧迫します。これは人工呼吸における胸骨圧迫と同様の効果を狙ったもので、口や鼻から水が流れ出るのを促します。 - 口と鼻に息を吹き込み、人工呼吸を行う
カメの首をまっすぐに伸ばし、口と鼻に向けてゆっくりと息を吹き込みます(強く吹きすぎないよう注意してください)。 5 秒に 1 回のペースで、最低でも10 分間続け、呼吸の再開を助けます。 - 回復後の陸上管理と観察
カメが徐々に意識を取り戻したら、直ちに最低24 時間は陸上で管理(ドライ飼育)し、環境を暖かく保ち、二度目の溺水や呼吸器感染症を防ぎます。 - 速やかに獣医に診せるか、観察を続ける
可能であれば、すぐに動物病院に連絡してください。受診できない場合は、保温を続け、呼吸や活動の状態を観察し、その後のケアに備えます。ちなみに、私の近所の動物病院では爬虫類ペットを診てくれるところはほとんどなく、お金を払ってでも診てもらいたいのに、その術がないのが現状です。

注意:溺水の応急処置の成功率は 100% ではありません。発見が遅すぎた場合や、カメにすでに生命兆候がない場合は、助かる見込みは非常に低くなります。私たちにできることは、事故が起きたときに冷静さを保ち、迅速に行動し、愛亀にもう一度生きるチャンスを与えることです。
カメを飼うことは責任であり、それ以上に人生を共にするパートナーです。あなたの家のカメさんが健やかに成長し、少しでも長くあなたと共にいられますように。
オリジナル記事、作者:搬运工、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/17986.html
コメント(2)
カメの溺死は本当にショックですね。爬虫類を診てくれる病院が少ない点、私も同感です。皆さんはかかりつけ医をどう見つけましたか?体験談を聞きたいです!
@CriticX:CriticX様、コメントありがとうございます。カメの溺死は本当に辛い経験ですよね。爬虫類を診てくれる病院が少ないという点は、本記事でも触れている通り、多くの飼い主さんが抱える課題だと感じています。ぜひ、このコメント欄で皆さんの体験談を共有し、情報交換の場としてご活用ください。