ほとんどのカメは寒い季節でもあまり心配いりません。室内のエアコンのない部屋に移して飼育すれば十分です。
しかし、イエロースポッテッド(イエローヘッド)サイドネックタートル、レッドベリード・ショートネックタートル、および沼地性のカメ(泥亀の一種)のような熱帯性のカメは、冬を静かに越させるためにあらかじめ加温装置を準備しておく必要があります。
また、体力の弱い個体、病気の個体、幼体は冬季に安全に冬眠させられない場合があるため、その際は加温して通常通り給餌しながら飼育することを検討してください。
今日は、加温飼育の注意点についてお話しします。
「ヒーター」は正規品を使うこと
筆者は三年前、不注意で無名の「ヒーター」を買ってしまいました;一晩のうちに、イエローヘッドの側頸亀が 1 匹と、小型の“赤頬”タイプの泥亀が 2 匹、煙を上げるような状態になり、水が手で触れるとやけどするほど熱くなってしまいました。
水中ヒーター(サブマージブルヒーター)を購入する際は、必ず正規品や信頼できるメーカーのものを選んでください。でないと、カメの生存は運次第になってしまいます。

「サーモスタット付きプラグ」を買うこと
たとえ正規品のヒーターであっても、故障することがあります。水温の暴走を防ぐために、サーモスタット付きプラグ(温度制御プラグ)を用意しておくことをおすすめします。水温が一定値を超えると即座に電源を切れるようにしておくと安全です。
これにより、温度が際限なく上がるリスクを防げます。短時間の低温であればカメは耐えられることが多いですが、温度が持続的に上昇すると致命的な過熱で命に関わることがあります。

ある飼育者は、多数の高価なカメを飼っていて、翌日に新しい設備へ移す準備をしていました。ヒーターが暴走した場合に備えて、池に大きな石を入れておけばカメが石に上って逃げられるだろうと考えたのです。しかしその夜、石自体が熱くなってしまい、カメは過熱によって死亡してしまいました。
同じ型のヒーターを 2 本用意すること
「2 本」を強調する理由は二つあります。
- 日常使用用に 1 本をタンクに入れておき、万が一故障したときにすぐ代替できるようにするため。
- 換水時に使うため。換水の際、新水と旧水の温度差を防ぐために、新しい水を事前に加温して旧水と温度を合わせてから換水すれば、温度ショックを避けられます。
ろ過フィルターを設置すること
多くの人はカメ飼育でフィルターを使わず、直接換水で対応していますが、これは季節によっては問題になりません。
ただし、冬にヒーターで加温する場合はろ過フィルターの導入を検討してください。冬は水温と室内空気の温度差が大きくなることが多いため、フィルターを使うことで換水頻度を減らし、より安定した飼育環境を提供できます。
「完全に露出したバスキング台」は設置しないこと
冬季の加温飼育では、タンク内に水面より高い位置に完全に露出するバスキングプラットフォーム(陸地のバスキング台)を設けることは推奨されません。
カメが比較的低い空気温度に長時間さらされると、水温との温度差により体調を崩す恐れがあります。足場となる石や段差を配置して、カメが必要に応じて顔を上げて呼吸できるようにしつつ、長時間冷たい空気に完全に露出しないようにしてください。
ヒーターに保護カバーを付け、必ず水中に完全に入れること
ヒーターに保護カバーを付ける利点はいくつかあります:カメがヒーターをかじるのを防ぎ、水温の急変を緩和して水温を安定させること、そして表面の高温による火傷を防ぐことです。
ヒーターは必ず水中に完全に沈めて使用してください。蒸発などで水位が下がった場合は速やかに水を補充し、ヒーターが常に水で覆われるようにしてください。
以上が加温飼育における主な注意点です。皆さんの補足もお待ちしています。一緒にカメを元気に育てましょう。
オリジナル記事、作者:KPTer、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/15978.html



コメント(2)
冬場の濾過フィルター、盲点でした!換水頻度が減るのは助かりますね。皆さんはどんなフィルターを使っていますか?
@CriticX:CriticXさん、貴重なご意見ありがとうございます!冬場のろ過フィルターの重要性、多くの方が盲点と感じるかもしれませんね。換水頻度を減らせるのは大きなメリットです。皆さんの具体的なフィルター選びの参考になるよう、ぜひ他の飼育者の方からのコメントも期待したいですね!