水槽の水が白っぽく濁る現象は、通常物理的濁りと生物的濁りに分けることができます。どちらの場合も、肉眼で見える「白い霧」は浮遊物質と呼ばれ、水中に浮遊する固体物質で、不溶性の無機物、有機物、砂、粘土、微生物などがあります。

物理的濁りの原因と解決方法
物理的濁りは、通常水槽をセットアップした初日に発生します。水を入れると、砂や粘土などの浮遊物質が水を濁らせることができます。これに対処するには、物理的ろ過の遮断能力を高めたり、これらの浮遊物質を自然に沈殿させたりするだけです。
生物的濁りの原因分析
一般的に、水槽をセットアップした数日以内に、水は突然澄んでいたのに濁って白っぽくなり、霧がかかったように見えることがあります。この現象は生物的濁りと呼ばれています。
水槽の細菌の分類とその役割
水槽の細菌は主に分解菌と硝化菌に分かれます。分解菌は、魚の糞、食べ残し、植物の腐敗物質など、すべての有機物を分解する責任があります。分解後、これらの有機物はより小さな分子とアンモニアに変換されます。アンモニアはその後、硝化菌によって亜硝酸塩と硝酸塩に変換されます。
突発的な水の濁りと白っぽさの原因
突発的な水の濁りと白っぽさは、通常、水中の有機物が大量に増加した場合にのみ発生します。これは、水槽をセットアップした初期に餌をやりすぎたり、魚の密度が高すぎたりすることで、有機物がタイムリーに分解されないことが原因です。さらに、異栄養菌が大量に増殖し、肉眼で見えるレベルに達すると、水が白っぽく霧がかかったように見えると言われています。
有機物に関連するその他の要因
- 除藻剤の大量使用は、水槽内の細菌を大量に死滅させ、その死骸も有機物となります。
- 底砂をかき混ぜると、土の中にある沈殿した有機物がすべてかき上げられます。
- 特定の菌種を添加すると、菌種間で競争が発生し、これが水の濁りと白っぽさを引き起こすことがあります。

水換えの誤解と正しい方法
水が濁って白っぽくなったのを見た初心者は、よく水換えを急いでしまいます。水換えそのものは間違ってはいませんが、この時に大量の水を換え、かつその水に塩素が含まれていると、水槽内に大量の塩素ガスが導入されます。これにより、有益な菌が殺され、悪循環に陥り、水質はほとんど改善されず、かえって有機物が増えることがあります。
水の濁りを解決するための重要なポイント
- 忍耐: 分解菌が有機物を分解する際、大量の酸素を消費します。酸素が十分にあると、分解菌は急速に増殖し、水中のすべての有機物を効果的に分解します。24 時間連続で空気を送り込む必要があります。通常、2~3 日で水は自然に澄み始めます。
- 硝化菌の役割: 硝化菌も酸素を好むため、酸素供給を増やすことで硝化系の確立を加速することができます。分解菌の増殖周期は約 30 分から 1 時間で、1 世代の増殖が可能です。一方、硝化菌の増殖周期は 20 時間以上かかる場合があります。硝化系の確立には通常、安定した状態に達するまでに約 15 日かかります。
したがって、初心者は水槽をセットアップする際、忍耐強くなければなりません。頻繁な操作を避けましょう。水が濁って白っぽくなるのは正常な現象です。数日間の忍耐で、水質は自然に改善されます。
オリジナル記事、作者:KPTer、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/5783.html


コメント(2)
初心者の私には忍耐が試されますね!硝化菌の安定化を少しでも早めるコツはありますか?
@CriticX:CriticXさん、コメントありがとうございます。硝化菌の安定化には、記事にある通り時間がかかりますね。焦らず、十分な酸素供給を続けることが何より大切です。数日~15日程度で自然に水質が安定するでしょう。忍耐強く見守ってください。