カメを飼育する過程で、私たちは様々な状況に遭遇します。ある時はカメを飼う喜びであり、ある時はカメが発する警告でもあります。それは、カメがもう限界かもしれないとあなたに伝えているのです。もし以下のような状況に遭遇した場合、必ず高度な警戒をしてください。さもなければ、愛するペットを失う悲劇に見舞われるかもしれません。あなたもこのような状況に遭遇したことがあるか、確認してみてください。とはいえ、やはり「治療より予防(防大于治)」と言う通り、予防を第一とする心がけが必要です。
甲羅が柔らかくなる
まず、甲羅が柔らかくなるのは無視できない問題です。長く飼育しているカメの甲羅が突然柔らかくなったり、あるいは縁甲板(甲羅の縁、スカート部分)から柔らかくなり始めたりする場合、これは通常、カルシウム不足や栄養失調のシグナルです。多くの飼い主が、カメの甲羅や縁が柔らかくなった後、間もなくカメが死んでしまうという状況に遭遇しています。したがって、甲羅の軟化に気づいたら、すぐに餌を調整し、カルシウムと栄養の摂取を増やして、カメの健康を確保すべきです。もし普段からしっかり餌を与えているにもかかわらずこのような状況になる場合は、ストレスや環境の大きな変化によってカメの体内で発生したシェルロット(甲羅腐れ)が原因であると推測されます。往々にして殻が柔らかくなり始めると、短期間で広範囲に広がり、「カメの星」へ行く(死んでしまう)確率はかなり高いです。
四肢のむくみ
次に、四肢のむくみも重視すべき問題です。四肢がむくむ原因は多岐にわたり、タンパク質の過剰摂取、胃腸炎、塩分を含む食物の摂取、肝臓の病変などがあります。もし強制乾燥(カメを水から出して乾燥状態に保つこと)をしてもむくみが解消されない場合、カメの命はすでに危険な状態にあるかもしれません。また、溺水(溺れること)の処置が遅れた場合も四肢のむくみを引き起こします。そのため、飼い主は飼育過程において、タンパク質の摂取量を厳格に管理し、塩分が高すぎる食物を与えないようにし、カメの健康状態を注意深く観察する必要があります。
斜め浮きと開口呼吸
さらに、斜め浮きと口を開けての呼吸も危険信号です。これはカメ友の皆さんならすでによくご存知のことでしょう。斜め浮き(カメの体が傾いて水面に浮くこと)は通常、カメの肺に問題が生じ、水中でバランスを保てなくなっていることを意味します。これは溺水や肺炎の現れである可能性があります。ひとたびカメが斜めに浮いているのを発見したら、すぐに呼吸状態を確認し、肺炎と診断された場合は、抗生物質系の薬剤を使用して治療を行うべきです。しかも治療はかなり厄介であり、加えて、回復する確率も決して高くはありません。同時に、溺れた後は速やかに処置を行い、水を完全に排出させる必要があります。私たちの心肺蘇生法を参考にして、カメの肺の中の水分を排出してみることで、肺炎の発生を防ぐことができます。

行動異常:狂ったように回り続ける
最後に、カメが水中で狂ったように回り続けるのも異常な状況です。この行動は脳炎の症状である可能性があり、正常に静止できない、餌を正確に捕らえられないといった形で現れます。多くのカメ友はこの状況を見たことがなく、カメが楽しく遊んでいて興奮しているだけだと思ってしまいます。こういう時、往々にしてカメは餌に噛みつくことさえ正確にできません。このような時、もし重要視しなければ、それこそ本当に「収殻」(死亡)することになります。正常なカメが餌を噛めないなんてことがあるでしょうか?脳炎の処置は肺炎よりも複雑で、かつ治癒率は低いです。実のところ、私たちが発見したとしても、あまり多くの良い方法はありません。まるでドロガメ・ニオイガメ類のヘルペスウイルスのように、伝染が早く、治癒率が極めて低いため、隔離するしかありません。したがって、ひとたびカメにこのような行動が見られたら、直ちに対策を講じるべきです。
飼い主はカメを飼育する過程で、カメの健康状態を注意深く観察し、以上 4 つの状況のうちいずれか一つでも発見したら、直ちに対策を講じて解決し、カメの健康な成長を確保すべきです。観察こそが、私たちのカメ飼育において欠かすことのできないスキルではないでしょうか?ですから、観察は決して怠らないようにしましょう。
オリジナル記事、作者:搬运工、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/24103.html



コメント(1)
とても勉強になる記事ですね!日頃からカメをよく観察することの大切さを改めて感じました。皆さんは普段どんなことに気をつけていますか?