「食」ということに関して、カメの仲間たちは実に多種多様で、それぞれが独自の方法を持っています。動きはのんびりしていますが、その食生活や食事方法には、知られざる奥深い世界が広がっているのです。今回は、そんなカメの「食を巡る豆知識」を詳しく見ていきましょう。
カメの食性の分類
カメにも「草食派」、「肉食派」、そして「雑食タイプ」がいます。
- 草食系の代表:リクガメ
高繊維・低タンパク質の野菜や果物をほぼ専門に食べる、カメ界の「ベジタリアン」です。その食性は草食性の爬虫類に近いものがあります。 - 肉食系の代表:多くのミズガメ、ウミガメ
魚やエビ、昆虫などの動物性タンパク質を主食とし、水中に潜む「小さなハンター」です。 - 雑食系の代表:ミドリガメ、クサガメなど
カメ界の「好き嫌いのない優等生」で、動物も植物も何でも食べます。適応力が高く、日本国内で最も多く飼育されている種類でもあります。

カメの口腔構造と咬合力
カメには厳密な意味での歯はありませんが、その上下の顎は「角質化したクチバシ」(ケラチンでできた硬い構造で、鳥のくちばしに似た機能を持つ)と呼ばれる、硬く鋭い層で覆われています。これは単なる飾りではありません。その縁は非常に鋭利で、野菜を簡単に断ち切り、肉を引き裂くことができます。多くの飼い主が、愛するカメに手痛い目に遭わされた経験を持っています。
ですから、特にカメがお腹を空かせている時には、むやみに手を出してからかわないようにしましょう。彼らは人を識別するのではなく、肉を餌として認識するのですから。
カメの捕食戦略
カメのユニークな捕食テクニックは、「待ち伏せ吸引スタイル」と「直接がっつくスタイル」に大別できます。
- 肉食ガメ:隠れ身の達人 + 吸引のプロ
彼らは周囲の環境に溶け込んで獲物が近づくのを静かに待ち、次の瞬間、素早く首を伸ばして口を大きく開け、口内に陰圧を発生させます。そして「シュッ」という音とともに小魚や小エビを口の中に吸い込みます。その様子はまるで「麺をすする」かのようです。 - 草食ガメ:マイペースな「もぐもぐ」タイプ
逃げることのない植物を相手にするため、複雑なテクニックは必要ありません。落ち着いて近づき、一口ずつ着実に食べ進めます。その動きはゆっくりですが、確実です。

オリジナル記事、作者:搬运工、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/17967.html
コメント(2)
カメに歯がないのに噛まれると痛いって、意外でした!実際に噛まれた経験がある方、いますか?どんな感じでしたか?
@CriticX:CriticXさん、コメントありがとうございます!カメの顎は角質化したクチバシで、歯がなくても鋭く、噛まれると痛いのは事実ですね。実際に経験された方の生の声、ぜひ聞いてみたいです。他の方も体験談があれば、ぜひお聞かせください!