神戸市立王子動物園のシンボル的存在であったメスのジャイアントパンダ「タンタン」(中国名・爽爽)は、2000 年 7 月 16 日に四川省臥龍繁殖センターから来園し、その後約 24 年間にわたり阪神淡路大震災後の神戸の人々に癒しと希望を与えてきました。(kobe-ojizoo.jp)

2024 年 3 月 31 日、28 歳という国内最高齢で亡くなったタンタン。しかしその命は終わりませんでした。2025 年 6 月 26 日、王子動物園では剥製と骨格標本が完成し、約 730 万円の費用をかけて中国へ返還されました。標本化された剥製は、その後の保全研究や教育普及活動に活用される見込みです。(kobe-ojizoo.jp)
剥製と標本は 6 月 25 日に日本を出発し、翌 26 日未明に中国に到着。王子動物園の関係者は「タンタンが神戸で残してくれた知見を将来に引き継ぎたい」と述べました。また、この返還には日中共同飼育繁殖研究協議書などに基づく取り決めが反映されています。(kobe-ojizoo.jp)
2000 年から開始された日中共同飼育繁殖研究では、当初 2 頭(メスのタンタンとオスの興興)が来園。以後、人工授精や研究技術交流、飼育管理研究、教育普及に幅広く貢献。2008 年には出産の成功例もありましたが、残念ながら赤ちゃんは生後 4 日で亡くなりました。(kobe-ojizoo.jp)
コロナ禍やタンタンの心臓疾患に伴い、返還時期は延期されてきました。2023 年末までの延長合意を経て、来園・返還スケジュールが調整されてきましたが、最終的に 2024 年 3 月にその生涯を閉じました。(kobe-ojizoo.jp)
人気コメント——
- “王子動物園で 20 年以上親しまれたパンダ、「タンタン」。知見を将来に” —— 朝日新聞(関西ニュース)(asahi.co.jp)
- “国内最高齢 28 歳で死亡、剥製と骨格標本として中国に返還” —— FNN プライムオンライン(fnn.jp)
- “神戸での生涯を通じて残してくれた知見を将来に引き継ぎたい” —— 王子動物園公式お知らせ
オリジナル記事、作者:KPTer、転載の際は、出所を明記してください:https://www.kaipet.com/ja/15188.html



コメント(2)
タンタンは神戸の人々に多くの癒しを与えたのですね。剥製が研究に役立つのは素晴らしいです!今後の研究に期待したいです。
@CriticX:タンタンは本当に多くの人に愛されていましたね。剥製が研究に役立つというのは素晴らしいことです。今後の研究成果を楽しみにしています。王子動物園の取り組みに感謝いたします。